チラシの反応がなく、集客に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、汎用的に使えるテンプレートを3つご用意しました。また、介護チラシの活用シーンや作成ポイントをまとめました。さらに、介護チラシの集客効果を高める7つのポイントについて解説しています。
1. 【無料テンプレート】介護のチラシ3選
介護関連の集客や求人で「介護施設の入居募集チラシ」「デイサービスの体験募集チラシ」「正社員/パート募集チラシ」のテンプレートを3つご用意しました。それぞれの活用シーンや作成ポイントをご紹介します。
・介護施設の入居募集チラシ
・デイサービスの体験募集チラシ
・正社員/パート募集チラシ
介護施設の入居募集チラシ
介護施設での入居者募集チラシテンプートをご用意しました。チラシを作成する際に活用してください。
▼介護施設チラシのテンプレート
※画像をクリックしてダンロードしてください。
こちらのテンプレートのポイントは、施設内の写真を大きく載せることで施設の雰囲気を感じてもらうことです。また、院長やスタッフの顔写真やコメントは身近な存在をアピールできます。また、入居の不安を取り除くための相談会、見学会の情報を載せることも重要です。
デイサービスの体験募集チラシ
デイサービスでの体験募集チラシテンプートをご用意しました。チラシを作成する際に活用してください。
▼デイサービスチラシのテンプレート
※画像をクリックしてダンロードしてください。
こちらのテンプレートのポイントは、配色のチートシートをベースに黄、青、赤を使用し、見やすく読みやすいデザインに仕上げた点です。こういったチラシを作成するには配色の基本知識を知っておくと綺麗にまとめることができます。
正社員/パート募集チラシ
正社員/パート募集のチラシテンプートをご用意しました。チラシを作成する際に活用してください。
▼正社員/パート募集チラシのテンプレート
※画像をクリックしてダンロードしてください。
こちらのテンプレートのポイントは、「介護スタッフ募集」を一番上に大きく目立つ色でレイアウトしてあり、一目でどのような求人募集だと分かる点です。中央に募集内容を細かく載せることで読み手は納得して応募ができます。求職者が知りたい情報をピンポイントに見やすくレイアウトしてチラシを作りましょう。
【コラム】ダウンロードできるテンプレサイト集
介護チラシのテンプレートサイトを2つご紹介します。テンプレートを活用すれば短時間でチラシ作成することが可能です。
▼介護チラシのテンプレートサイト
・パワポン
・PIXTA
パワポン
アスクルが運営しているパワーポイントでつくれるチラシテンプレートが無制限で無料ダウンロードできるサイトです。会員登録が必要ですが、「介護」とキーワード入力することにより素早く簡単にチラシの作成ができます。
出典:パワポン|介護チラシテンプレート|(2021年11月26日)
PIXTA
PIXTAが運営しているパワーポイントでつくれるチラシテンプレート全て無料ダウンロードができるサイトで、こちらも会員登録が必要となります。トップメニューから「無料素材」の「無料チラシテンプレートトップ」をクリックし、「介護」カテゴリを選択することで簡単に編集が可能です。ただし、チラシテンプレート内の画像を使用する場合は購入する必要がありますので注意してください。
※出典:PIXTA|介護チラシテンプレート|(2021年11月26日)
2. 介護のチラシ作成のポイント7つ
介護のチラシを作成するときに押さえておきたいポイントを7つご紹介します。介護サービスのチラシには、特有の作成ポイントがいくつかあります。以下では、集客効果を高める7つのポイントを挙げ、実施方法や注意点をご紹介します。
▼介護チラシ作成ポイント
(1)施設のカテゴリや入居条件を明確にする
(2)施設外観や内観の写真を大きく載せる
(3)院長の写真とメッセージを付ける
(4)スタッフ紹介を掲載する
(5)施設の物件情報や近隣情報を掲載する
(6)施設の価格帯を掲載する
(7)イベント情報を掲載する
(1)施設のカテゴリや入居条件を明確にする
介護チラシを作るにあたり、情報収集を行っている読み手のために施設の種類、条件、金額をわかる範囲内で明確にしましょう。施設のカテゴリを詳細につくることで読み手側が選定条件を整理しやすくなります。初期費用や月額は各家庭で支払える額が違い、介護度数により入居対象施設も異なってきます。また、チラシの紙面ではスペースに限りがあるので詳細はホームページに掲載しておきましょう。
(2)施設外観や内観の写真を大きく載せる
施設の写真を大きく載せ、共有部分の写真を多く入れることで施設での生活をイメージしてもらうことができます。写真の選定は毎日使う、毎日生活する箇所にしましょう。また、事前に撮影箇所の掃除や整頓を行うことでより写真が引き立ちます。
介護施設に入居することは「終の棲家」を選ぶことです。相談会や体験会で初めて施設見学をした時にイメージとのギャップを少なくし、よりいいイメージで施設選びをしてもらう紙面作りを心がけましょう。
(3)院長の写真とメッセージを付ける
院長の写真と施設の方針を載せることで、読み手は施設への理解を深めることができます。専門用語はさけて、なるべく読み手目線で言葉を選ぶと親近感がでますメッセージは施設運営で心がけていることや入居者に生活しやすいと思ってもらうための工夫などを書いていきましょう。人物写真は陰影がでると暗い印象になるので、昼間に明るい場所で撮影するのがいいでしょう。
(4)スタッフ紹介を掲載する
生活の中でダイレクトに係るスタッフの写真とコメントを掲載することで、入居後の不安を安心に変えることができます。コメント内容も入居者に寄り添ったサービスや情熱を伝えることで親近感や信頼感が出ます。また、楽しく生活ができる雰囲気を出すために写真は笑顔で写りましょう。
(5)施設の物件情報や近隣情報を掲載する
施設住所、電話番号、営業時間、近隣施設情報、アクセス方法を間違いないように掲載してください。入居者やその家族が住みなれていない地域に施設がある場合は、交通の利便性や近隣環境も施設選びの条件となります。自宅からアクセスしやすい、家族が訪問しやすい、緊急時に駆け付けられることも大きな条件です。これら情報をしっかり掲載することで施設の利便性をアピールすることができます。
(6)施設の価格帯を掲載する
予算(初期費用、月額など)は概算でもいいので必ず掲載してください。読み手は収入、資産を考慮して無理なく支払える範囲内で施設選びの検討を行います。特に価格は「立地条件」「部屋の広さ」「スタッフの人数」「サービス内容」などにより大きな差が出てきます、高い理由や安い理由をわかりやすく掲載することがポイントとなります。
(7)イベント情報を掲載する
イベントでは施設と入居予定者との細かな確認や他施設との比較をしてもらうために相談会・見学会・体験会の情報を載せていきましょう。また、気軽に訪問できるようにイベントでの相談内容や写真も載せることでより多くのレスポンスが期待できます。
チラシやホームページだけではなく、施設に足を運んでもらうことにより介護の充実度、食事内容、レクリエーション内容、スタッフや院長の人柄をチェックしてもらい「入居したい」と思ってもらえる施設作りをしていきましょう。
【コラム】介護チラシの配布計画
費用対効果を上げるためには、介護チラシの配布計画にもこだわることが大切です。ターゲットを絞ることで同じ予算でも広告効果を高められます。配布エリアは「男性人口60~70歳が多いエリア」、「女性人口60~70歳が多いエリア」など、ターゲットとなる属性が多く居住する地域がおすすめです。
当社が提供しているポスティング・オリコミ・プランナー(POP)でターゲティング配布計画をした一例です。配布エリア設定を検討する際に参考にしてください。
▼POPプラニング例
新聞折込で港区麻布十番を中心3㎞商圏で設定した場合、「男性人口60~70歳」「女性人口60~70歳」で属性を設定すると配布部数は21,550部になります。カテゴリは最大5つまで、配布地域は0.5~4.5㎞まで選択が可能です。(2021年11月26日)
*参考:ポスティング・オリコミ・プランナー|配布計画
3.まとめ
介護チラシを作成するときは、入居者の不安を取り除くためのポイントを理解しておくことが重要です。
なお、この記事では「介護チラシ」に特化したテクニックを中心に紹介しています。PoPin’では、チラシ広告初心者の方で、もっと概要寄りのデザイン作成やチラシ配布の方法について知りたい方のために、以下のような記事を用意しています。ぜひご覧ください。
▼「ポスティング・オリコミ・プランニング・インストラクター」内の初心者向け記事
・チラシデザイン作成の基本を知りたい方
(1)デザインの一番基本となる、レイアウトの決め方を知る記事
・ポスティング・新聞折込どっちがいい?など配布の仕方を知りたい