保険チラシのまとめ|各種テンプレと情報掲載から配布までのコツ

チラシを使って集客、または新規加入者を増やしたいけど効果が期待できる情報の掲載方法が分からない。「保険に関するチラシを簡単に作りたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、保険の種類別に情報掲載のコツを紹介し、それぞれ無料テンプレートもご用意しています。さらに保険チラシにおけるポスティングのコツも解説していきます。

1.チラシに保険情報を掲載するときのコツ

保険は商品ごとに対象とする年代や家族構成、受けられる保障内容が異なるという特性上、チラシを作成するときは、それぞれのターゲットに合わせた情報を整理し掲載することが重要です。それぞれの保険での掲載ポイントを紹介していきます。

生命保険

生命保険は、死亡保険、医療・入院保険、がん保険などの種類があるものの、それぞれの保険商品について加入者が内容を理解するために必要な情報は基本的に同じです。下記は、チラシの読み手が保険内容を理解する上で必要な情報の一例です。

▼チラシ読者が検討するポイント例

・保障内容(死亡、医療、入院、がんなど)
・保障金額(いくら給付金や保険金が支払われるか)
・保障期間(どのくらい給付金や保険金の支払い期間があるか)
・保険料(月に保険料をいくら支払うか)
・解約返還金(解約したときにいくら戻ってくるか)

チラシ読者が個別の保険商品について、比較・検討する上で重視するポイントは、年代や家族構成によって変わってきます。ターゲットを明確に設定し、チラシを配布するターゲット層にとって有効な保険内容を掲載しましょう。

チラシは紙媒体なのでweb広告やテレビCMと違って目に留まりやすく、手元に保管することもできるため、どのターゲットにもPRできる機会を作り出せます。

ここでは生命保険の相談会をPRするチラシのテンプレートをご紹介します。以下の画像をクリックするとテンプレートを無料でダウンロードすることができます。ぜひ、チラシ作成にご活用ください。

▼相談会チラシテンプレート

こちらはよくある相談例の部分や保険選任スタッフなどの画像を差し替えるだけで簡単にご利用いただけます。

▼テンプレートにおけるデザインのポイント

1.信頼感や誠実さをイメージさせる背景イラストを活用する
→一般的に信頼感や誠実さをイメージさせる青系の色を背景に、保険選任スタッフをイメージしたイラストを配置することで、信頼感のある相談会を印象付ける

2.チラシの読み手が日常的に抱えているであろう課題を掲載
→悩みを解決できる方法をイメージしてもらう

3.実際の専任スタッフの画像を掲載
→保険のプロに直接アドバイスをもらえ、課題解決に向けた道筋が見えることをイメージさせる

4.接客イメージの写真や設備の説明を掲載する
→問い合わせの不安を和らげる

※生命保険チラシの作成方法を知りたい方は、「 生命保険のチラシテンプレート3選|チラシの反響を高めるコツも」の記事を参照ください。

生命保険の「死亡保険」「医療・入院保険」「がん保険」の各保険において必要となる保障は年代や家族構成など個々の事情で異なります。また家計とのバランスも重要になりますので、商材のターゲット層に合ったチラシづくりを意識しましょう。以下では、保険ごとに活用できるチラシテンプレートや作成時のポイントをご紹介します。

死亡保険

死亡保険の販促では、セミナーチラシの配布が有効です。死亡保険のセミナーをPRするチラシのテンプレートをご紹介します。以下の画像をクリックするとテンプレートを無料でダウンロードすることができます。ぜひ、チラシ作成にご活用ください。

▼セミナーチラシテンプレート

▼テンプレートにおけるデザインのポイント

1.世代家族のイラストを活用する
→老若男女を問わず、どの世代にも身近で必要なものであることをアピールする

2.全体的に暖色を使用する
→イラストと共にやわらかな印象を持たせ敷居を下げる

3.吹き出しを使用する
→一般的で素朴な質問文を入れ、知識の浅い方への共感を得る

4.セミナーの情報を載せる
→簡潔に日時・会場などを載せ行動意欲をかき立てる

チラシの費用対効果を上げるためには、ターゲット像を設定した上で、ターゲットに合ったデザインと配布先を設定することが重要です。ここからは、死亡保険におけるチラシ作成のポイントを見ていきましょう。

下記は加入者の年代と子どもの有無・年齢に応じたデザインと配布先のポイントを一覧にまとめたものです。

▼死亡保険チラシのターゲット像とチラシ制作のポイント

年代・子の区分チラシデザインのポイント配布先のポイント
20代・独身吹き出しの中に「死亡保険」というワードを使い、今のライフスタイルでの必要性を考えさせる・アパート/マンション(1K~1LDKの物件)
30代・既婚・幼児吹き出し(死亡保険というワード)と三世代家族のイラスト使い、自分たちの世代だけではなく親世代にとっても考えなければならない問題であることを印象づける・アパート/マンション/メゾネット(2K以上の物件)

・戸建て

40代・既婚・子ども未成年30代でのポイントに加えて、「適切な保険」というワードの入った一文を載せ、検討というよりも選択するという年代であることを実感させる・アパート/マンション/メゾネット(2K以上の物件)

・戸建て

50代・既婚・子ども成人吹き出しの「死亡保険」というワードで、年代的に決して他人事ではないという印象を与える・戸建て中心

30代~40代にかけては、子どもの誕生を機に、子どもが成人するまでの間は手厚い保障を受けたいという方が多いようです。注意点としては、保障金額を高くすればその分保険料も高くなること。手厚い保障だけでなく保険料とのバランスを考え見直しの提案や新規の案内を掲載しましょう。

続いて、チラシの読み手に興味を持ってもらうためには、記載内容を選定し、商材の強みを理解してもらうための工夫が必要です。死亡保険チラシの場合は、読み手が特に関心を持つ情報は保険期間と保険料です。

▼死亡保険チラシに欠かせない情報

・保険期間(定期保険・終身保険)をどちらにするか
・保険料がいくらか

保険期間について記載するときのポイント
死亡保険には、定期保険・終身保険があり、加入者の年代や家族構成、保険に加入する目的によって定期か終身のどちらの保険をおすすめするべきなのかが変わってきます。チラシの読み手が、チラシ情報から自分に合った保険を検討できるよう分かりやすくメリット・デメリットを記載しましょう。書き方については、下記「メリット・デメリットを記載するときのポイント」を参考にしてください。

保険料について記載するときのポイント
保険料は、年齢や保険の種類、加入期間、保障金額などで変わってきます。保険料の目安や見直しポイントを掲載し、ターゲットに応じて掲載内容を変えましょう。

下記は定期保険と終身保険のメリット・デメリットをチラシに記載する場合の表現の仕方を表したものです。掲載する内容の参考にしてください。

▼メリット・デメリットを記載するときのポイント

メリットを記載する場合デメリットを記載する場合
定期保険・保険料のお得感と保障内容の充実度を記載する

・特定の期間の保障を手厚くできるなどオプションについても記載する

・更新時期の見直しなど終身保険にはない利便性を強調する

・更新で保険料が上がるが、その都度保障内容を見直すことができることを記載する

・更新年齢に制限があるが、保険料の支払い期間を把握することができることを示す

終身保険・定期保険と比べた保障期間の優位性を強調する

・解約時の特徴を記載する(貯蓄として活用できるなど)

・相続税との関係を記載しその有効性を示す

・保険料は高いが更新がないので、途中で保険料が上がることがなく、家計への負担を想定しやすいことを記載する

・更新がなく見直しがしにくいが、解約によって解約返戻金が大きくなることもあり、貯蓄替わりに活用できることを示す

医療・入院保険

医療・入院保険の販促では、セミナーチラシの配布が有効です。死亡保険でご紹介したテンプレート をそのままご利用いただけるので、ぜひチェックしてみてください。

医療・入院保険チラシのターゲットは、基本的に全ての年代と家族構成の方が対象になると言えるでしょう。以下は年代に応じたチラシデザイン・配布先ポイントを一覧にまとめたものです。

年代・子の区分チラシデザインのポイント配布先のポイント
20代・独身病気や入院でかかる費用(ここでは一日当たりの入院費)を表記し、万が一に備えるため保険加入の必要性があることを印象づける・アパート/マンション

 (1K~1LDKの物件)

30代・既婚・幼児吹き出しを使い小さな問題提起を入れることで共感を得て、他人事ではないことをイメージさせる。

また三世代家族のイラストを使い、子どもたちはもちろん親世代への心配も欠かせず、医療費など急な出費が家計を圧迫しないよう備えが必要であることを認識させる

・アパート/マンション/

メゾネット(2K以上の物件)

・戸建て

40代・既婚・子ども未成年40代という病気リスクが格段に上がる年代に向け「学び」というワードを用い、今の保険が適切なのか考えなおす機会を提供する・アパート/マンション/

メゾネット(2K以上の物件)

・戸建て

50代・既婚・子ども成人三世代家族のイラストと吹き出しを使用し、子ども・孫世代への憂慮とともに自分たちの老後に備える準備が必要であるとの実感を抱かせる・戸建て中心

このように年代・家族構成により保険を重視するポイントが変わってきます。このそれぞれの選び方に響くようなチラシを作成しましょう。

そして、チラシの読み手に興味を持ってもらうためには、記載内容を選定し、商材の強みを理解してもらうための工夫が必要です。医療・入院保険チラシの場合は、読み手が特に関心を持つ情報は保障内容です。読み手に興味を持ってもらえるよう、特に入院時の保障金額と手術時の給付金額を記載するときは工夫が必要です。下記では、それぞれの書き方のポイントを解説します。

▼医療・入院保険チラシに欠かせない情報

・入院時の保障金額と日数がどれくらいか
・手術時の給付金額がいくらか

■入院時の保障金額を記載するときのポイント
病気やケガの度合いによって変わってきますが、1日あたりの保障金額や1回の入院期限が何日間なのかを記載します。加えて、想定される入院費の自己負担額や入院の平均日数なども掲載しておくとチラシ読者が検討しやすくなるでしょう。

■手術時の給付金を記載するときのポイント
手術1回あたりの保障金額を入院中と入院中以外の2通りを記載し、対象となる手術とならない手術があることや、給付金の支払い回数、支払い制限などをチラシで伝えると良いでしょう。

がん保険

がん保険の販促では、相談会チラシの配布が有効です。以下の画像をクリックすると、がん保険の相談会をPRするチラシのテンプレートを無料でダウンロードすることができます。ぜひチラシ作成にご活用ください。

▼相談会チラシテンプレート

▼テンプレートにおけるデザインのポイント

1. 緑の中に光が差し込む画像を使用する
→がんというネガティブな言葉にも希望が持てるというイメージを視覚的に訴える

2.家族が手をつないでいる画像を使用する
→がんを治療するということは家族単位で闘うことであるという重大性をイメージ

3.がん治療の流れを図解で掲載する
→何段階にもステップがあり長期的に費用がかかることを図解で示し、保険の必要性を意識させる

4.がん保険を選ぶ際のポイントを目立せる
→数種類の給付金があり、確認・検討しなければならない点が多くあること、複雑が故に重要度が高いことを目立たせて示し、保険加入の必要性を確信に導く

がん保険チラシのターゲットは、20代~50代の幅広い年代が対象になりますが、チラシで伝えるべきポイントやデザインはターゲットに応じて工夫が必要です。以下は年代ごとにチラシデザイン・配布先のポイントを一覧にまとめたものです。

年代・子の区分チラシデザインのポイント配布先のポイント
20代・独身がん治療のステップを図解で示し、「お金がかかる」という文言を入れ、がんに罹患することの大変さをイメージさせ、保険加入の必要性を提起する・アパート/マンション

 (1K~1LDKの物件)

30代・既婚・幼児がん治療ステップ図解とともに、がん治療に関わる具体的な数字をのせ(ここでは1日当たりの平均治療費)、もしも罹患したら、家計を圧迫することを直感的にイメージさせ、加入の必要性を訴えかける・アパート/マンション/

メゾネット(2K以上の物件)

・戸建て

40代・既婚・子ども未成年30代でのポイントに加えて、がん保険の具体的な内容をのせ(ここではがん保険を選ぶポイント)年代による罹患リスクの高まりから、より具体的に加入することの必要性を訴えかける・アパート/マンション/

メゾネット(2K以上の物件)

・戸建て

50代・既婚・子ども成人がん罹患を想定し、前向きなイメージを挿入。(ここでは緑に光の差し込む画像と家族写真を載せ、がん治療は家族単位で闘うこと、今の時代は適切な治療で治るということを暗示)自分事として捉えられるよう、図解や文言と合わせて総合的に保険加入の必要性を訴える。・戸建て中心

そして、チラシの読み手に興味を持ってもらうためには、記載内容を選定し、商材の強みを理解してもらうための工夫が必要です。がん保険チラシの場合は、読み手が特に関心を持つ情報は給付タイミングと給付額です。読み手に興味を持ってもらえるよう、特に診断時・入院時・治療時の給付条件を記載するときは工夫が必要です。下記では、それぞれの書き方のポイントを解説します。

▼がん保険チラシに欠かせない情報

・診断給付金の金額と給付条件はどうなっているか
・入院給付金の金額と保障日数は何日か
・治療給付金の金額と給付条件はどうなっているか

■診断給付金の条件について記載するときのポイント
初めてがんと医師に診断確定されたときにのみ1回限りで受け取れることを記載し、その使用用途は受取人の自由であることも記載しましょう。ただし保険商品によっては条件や回数が異なる場合があることも併せて記載できると良いでしょう。

■入院給付金の条件を記載するときのポイント
入院給付金日額、保障期間、入院回数の制限などについて記載しましょう。特に入院給付金の日額については自ら設定する仕組みになっており、支払う保険料の増減に関わりますので詳しく説明できるとより良いでしょう。

■治療給付金の条件について記載するときのポイント
給付金の支払いが対象となる「治療」を記載し、合わせて治療1回ごとでの支払いか、月ごとでの支払いかも記載するとよいでしょう。また治療行為とは性質が異なる「緩和ケア」なども保障の対象となるかどうかも記載できると読み手の検討材料として有効です。

給付金の額を多く設定し保障日数も増やせば当然保険料は上がります。最低限いくらあれば生活への負担が軽減されるか、月にどれくらいの費用がかかるのかなど提示し「年代・ライフスタイルに合った内容にすることが重要です」といった文言で安心感と信頼感を与えて検討を促しましょう。

損害保険

損害保険には「自動車保険、自転車保険、火災保険」など多くの種類があります。生命保険と同様にそれぞれの保険でお客様が選ぶときのポイント、検討する基本的な内容は同じです。下記はお客様の検討するポイント例になりますので押さえておきましょう。

▼チラシ読者が検討するポイント例

・補償種類(自動車、自転車、火災、地震、ペットなど)
・保険料(月に保険料をいくら支払うか、割引があるか)
・補償範囲(どこまで補償されるのか)
・付帯サービス(メインの補償以外にどんな追加サービスがあるか)

こちらは検討するポイントの例になりますが、どこを重視するかは年代や家族構成によって違います。ターゲットを明確に設定しチラシの読み手にとって有効な保険内容を掲載しましょう。以下で「自動車保険、自転車保険、火災保険」での年代・家族構成別の選び方を紹介していきます。

自動車保険

自動車保険の販促では、新規加入用チラシの配布が有効です。ここでは「自動車保険のチラシテンプレ2選|高い反響の見込めるチラシ作成のコツ」の記事から自動車保険の新規加入用チラシのテンプレートをご紹介します。以下の画像をクリックすると、自動車保険の新規加入をPRするチラシのテンプレートを無料でダウンロードすることができます。ぜひチラシ作成にご活用ください。

▼新規加入用のチラシテンプレート

▼テンプレートにおけるデザインのポイント

1.安心して運転している写真を使用する
→自動車保険加入時の安心感を訴える

2.金額の部分を目立たせる
→赤や黄色で目立たせお得感を伝える

3.青系のカラーで統一する
→爽やかさと信頼感を与える

※自動車保険チラシの作成方法を知りたい方は、「自動車保険のチラシテンプレ2選|高い反響の見込めるチラシ作成のコツ」の記事を参照ください。

自動車保険チラシのターゲットは、20代~60代の幅広い年代が対象になりますが、チラシで伝えるべきポイントやデザインはターゲットに応じて工夫が必要です。以下は年代ごとにチラシデザイン・配布先のポイントを一覧にまとめたものです。

年代・子の区分チラシデザインのポイント配布先のポイント
20代・独身同年代のお客様の声を画像付きで掲載し、お手頃感を持たせる。QRコードなどを載せホームページへの導線を確保する。・アパート/マンション

(1K~1LDKの物件)

・駐車場あり

30代~50代・既婚・子どもあり家計とのバランスを取れるよう保険料の金額を具体的に載せる。画像やイラストはファミリー感の強いものを使用する。新規加入特典などがあれば細かく記載する。・アパート/マンション/

メゾネット(2K以上の物件)

・戸建て

・駐車場あり、車所有

60代・既婚・子ども別居60代以上になると自動車事故の加害者にも被害者にもなる確率が高くなることを図解で示し、保険への加入や見直しを推奨する。・戸建て中心

・駐車場あり、車所有

そして、チラシの読み手に興味を持ってもらうためには、記載内容を選定し、商材の強みを理解してもらうための工夫が必要です。自動車保険チラシの場合は、読み手が特に関心を持つ情報は給付内容と保険形態です。読み手に興味を持ってもらえるよう、特に補償内容の範囲や保険料を記載するときは工夫が必要です。下記では、それぞれの書き方のポイントを解説します。

▼自動車保険チラシに欠かせない情報

・補償内容をどこまでつけるか
・保険料はいくらか
・保険形態は代理店型かネット型か

■補償内容の範囲を記載するときのポイント
「相手方への補償(賠償保険)」「自身への補償(傷害保険)」「自分の車の補償(車両保険)」の各補償にどのような特徴があり、どの範囲までカバーできるかなどの情報はその保険を選ぶ決め手になり、チラシ読者に必要不可欠な情報です。可能なかぎり記載することが望ましいでしょう。

■保険料を記載するときのポイント
保険料金は「車種・形式」「年齢」「運転免許証の色」などにより大きく異なり、

その要素と補償内容の組み合わせは相当数となりますので、記載方法には工夫が必要です。例えば、年代別の平均保険料を表形式で載せますと、チラシ読者にとって比較検討の材料となるでしょう。

■保険形態を記載するときのポイント
自動車保険の加入形態には「ダイレクト型(通販型)」と「代理店型(対面型)」がありますので、チラシに掲載するのがどちらの形態か、合わせてその特徴とメリットも記載しますと、チラシ読者の考えもまとめやすくなり、その保険を選ぶ理由の1つとなるでしょう。

自転車保険

自転車保険の販促では、加入促進チラシの配布が有効です。以下の画像をクリックすると、自転車保険の特徴をPRするチラシのテンプレートを無料でダウンロードすることができます。ぜひチラシ作成にご活用ください。

▼加入促進チラシテンプレート

▼テンプレートにおけるデザインのポイント

1.母親が子ども2人乗せた自転車で疾走するイラストを使用する
→よくある風景(日常)の中に、事故というリスクが潜んでいる可能性を示唆する

2.自転車保険加入の必要性を提示する
→自治体によって加入義務があること、事故の実態や賠償事例なども記載し保険加入の必要性を印象づける

3.自転車保険の補償の特徴を強調する
→チラシの半分近くのスペースを使うことで、あまり聞きなれない自転車保険の保障内容・補償範囲・付帯サービスをわかりやすく説明する

自転車保険チラシのターゲットは、自転車を持っていれば全年代となります。自転車保険は各都道府県・政令指定都市で義務化が広がり、加入者は以前より増加傾向にあります。自転車保険の必要性や細かな内容を掲載し加入を促すチラシを作成しましょう。

▼自転車保険義務化地域

出典:au損害保険株式会社|自転車保険の加入義務化ってなに?

そして、チラシの読み手に興味を持ってもらうためには、記載内容を選定し、商材の強みを理解してもらうための工夫が必要です。自転車保険チラシの場合は、読み手が関心を持つ情報は補償に関する条件です。読み手に興味を持ってもらえるよう、特に給付範囲や付帯サービスの内容を記載するときは工夫が必要です。下記では、それぞれの書き方のポイントを解説します。

▼自転車保険チラシに欠かせない情報

・補償内容をどこまでつけるか
・適用範囲はどこまでか
・付帯サービスは何があるか

■補償内容について記載するときのポイント
加入者自身への補償内容について「入院や手術をした場合」などと具体的に記載し、またケガをさせてしまった相手側への補償内容についても具体的に記載するとチラシ読者の検討材料として有用性が高まるでしょう。

■補償の適用範囲について記載するときのポイント
加入者を含めどこ(誰)までが補償対象となるのか、可能な限りすべて記載することがチラシ読者への印象を深め、加入促進につながるでしょう。

■付帯サービスの内容について記載するときのポイント
付帯サービスの内容について、誰にどのようなメリットがあるのか詳しく記載し、またチラシ読者に「自転車保険なのにこんなサービスまで付いているんだ」と関心を抱かせる内容を記載することも加入促進の判断にプラスとなるでしょう。

火災保険

火災保険の販促では、新規加入者募集チラシの配布が有効です。ここでは「火災保険のチラシのテンプレート2選|効果を高めるチラシ作成のコツも」の記事から火災保険の新規加入募集チラシのテンプレートをご紹介します。以下の画像をクリックすると、自転車保険の新規加入者募集をPRするチラシのテンプレートを無料でダウンロードすることができます。ぜひチラシ作成にご活用ください。

▼新規加入者募集チラシのテンプレート

▼テンプレートにおけるデザインのポイント

1. 火災保険の補償範囲の広さを強調する
→火災保険は補償範囲が広く自然災害の備えにも有効だと印象付ける

2. 補償内容をイラストで表示する
→保険の知識があまりない方にも簡単に理解できる

※火災保険チラシの作成方法を知りたい方は、「火災保険のチラシのテンプレート2選|効果を高めるチラシ作成のコツも」の記事を参照ください。

火災保険チラシのターゲットは、年代問わず新築購入者になります。対象者が「戸建かマンション」、「建物か家財か両方」などによって保険料も変わってくるので補償対象を選べること、補償範囲にもどのような種類があるのかなど伝えると検討してもらいやすくなるでしょう。

そして、チラシの読み手に興味を持ってもらうためには、記載内容を選定し、商材の強みを理解してもらうための工夫が必要です。火災保険チラシの場合は、読み手が特に関心を持つ情報は補償に関する条件です。読み手に興味を持ってもらえるよう、特に補償対象・範囲・期間を記載するときは工夫が必要です。下記では、それぞれの書き方のポイントを解説します。

▼火災保険チラシに欠かせない情報

・補償対象(建物、家財、両方)をどうするか
・補償範囲(火災、落雷、風災、水災、漏水、盗難)の広さ
・補償期間はどれくらいか

■補償対象について記載するときのポイント
補償の対象である「建物のみ」「家財のみ」「建物+家財」の3つの選択肢において、「建物」「家財」がそれぞれ何を補償対象としているのか、持ち家と賃貸物件で選択する補償をどのようにすれば良いかを明記しましょう。

■補償範囲について記載するときのポイント
火災保険は基本補償(火災や落雷 など)とオプション補償(水災や盗難 など)によって構成されているため、実際の基本補償とオプション補償をイラストなど用いて記載すると、保険知識があまりない方でも視覚的に分かりやすく、新規加入の促進につながるでしょう。

■補償期間について記載するときのポイント
火災保険の補償期間は基本的に1~10年の間で設定することができ、契約期間が長いほど保険料の割引率が高くなりますが、契約する期間については持ち家と賃貸物件で事情が異なりますので、契約期間が長期と短期の場合でそれぞれのメリット・デメリットを記載すると良いでしょう。

2.保険チラシポスティングのコツ

保険チラシをポスティングするときは、何の計画も無しに無造作に配布をしても反響に期待ができません。ここでは、効率的に加入者を集めるポスティングのコツを紹介していきます。

配布エリアを選定する

1つ目のコツは配布エリアを選定することです。保険は種類によってターゲットが異なるため、宣伝したい保険商品に応じてターゲットに合った配布エリアを設定しポスティングすることで高い反響が見込めます。

配布エリアの選定方法としては、GISの活用が挙げられます。GISとは「地理情報システム」の略称で、デジタル地図の画面上にさまざまなデータを重ね、分析を行うシステムです。位置に関する複数のデータを地図上で表示することで、人口分布や世帯年収など複数のデータを可視化・分析できます。

下記は、実際に医療・入院保険チラシを配布する場合の配布エリアを設定したときのGIS画面です。また、右側には配布計画の中身を記載しています。配布計画とは、「どこに(配布エリア)」「いくつ(配布枚数)」「いつ(配布日程)」配布するかを決めることです。チラシ配布の費用対効果を高めるためのデータ分析や配布方法の見直しに役立てられます。今回のチラシのターゲットは、家庭を持ち子どもが生まれ、家族構成が比較的変わりやすい30代男性としました。

▼GISを使った配布エリア選定と配布計画例

このようにGISを使えば「商圏2kmで30代男性が住む比率が高いエリア」などさまざまな条件で絞り込むことができます。このエリアを基に配布計画を立ててポスティングを実施すれば、チラシがターゲットに届きやすくなり高い反響が見込めます。

配布エリアの選定を含めたGISを使った配布計画は、下記の6つのステップを踏むことで策定できます。

▼GISを使った配布計画6つのステップ

(1)ターゲットを設定する
(2)地域特性とマーケットデータを把握する
(3)ターゲットに合った配布エリアを決める
(4)配布する枚数を決める
(5)配布する日程を決める
(6)実施後に配布計画を見直す

※GISを使った配布計画の策定方法については「テイクアウトチラシのムダ配布を減らそう|ターゲット設定と効率的な配布計画策定のやり方」の記事で詳しく解説しています。

定期的に配布する

2つ目はチラシを1回で終わらせず定期的に配布することです。一般的にチラシの初回反響率は0.01~0.3%と低く、瞬発的な効果は見込めません。同じチラシを2度、3度と定期的に配布することによって、チラシを手にした人に認識をすり込ませ、保険検討時の候補になるよう目指します。そうすればチラシを見てすぐに問い合わせや申し込みをしてくれる即効性に加え、いざ保険を検討するときに思い出して申し込みをしてくれる遅効性にも期待ができるでしょう。

注意点としては、過剰な宣伝を行いすぎないということです。保険がすぐに必要のない人にとっては同じチラシが短期間で何回も届けば、「不信感」や「不快感」につながる恐れもあります。保険のような契約タイプの商材であれば、多くとも半年に1回くらいの配布を目処にしましょう。

【コラム】保険チラシの配布計画

保険チラシの費用対効果は、配布計画を練れば一定の向上が期待できます。しかしGIS(地理情報システム)を使って適切な配布計画をするのには、エリア分析に費用と時間がかかってしまいます。

そこで、GISを使わなくてもターゲット層に合わせた配布エリア設定をWEB上で作成できる、ポスティング・オリコミ・プランナー(以降、POP)がおすすめです。POPを使えば無料で「年齢層」「性別」「世帯年収」など、およそ250種類の属性を選択することができ、さらにポスティングの配布計画まで一括して簡単にプランニングできます。

下記は、当社が提供しているPOPでターゲティング配布計画をした一例です。配布エリア設定を検討する際に参考にしてください。

▼POPプラニング例

ポスティングで港区麻布十番を中心に2㎞商圏で設定した場合、「夫婦と6歳未満の子供から成る世帯」で属性を設定すると配布部数は48,750部に絞り込まれます。カテゴリは最大5つまで、配布地域は0.5~4.5㎞まで選択が可能です。(2022年3月17日)
*参考:ポスティング・オリコミ・プランナー|配布計画

3.まとめ

保険チラシは、保険の種類によって情報掲載のコツが異なります。この記事で紹介した情報掲載とポスティングのコツを押さえることで高い反響が期待できます。チラシ作りが苦手な方は無料テンプレートを活用して、集客や新規加入者の獲得につなげてください。

なお、この記事では「保険チラシ」に特化したテクニックを中心に紹介しています。PoPin’では、チラシ広告初心者の方で、もっと概要寄りのデザイン作成やチラシ配布の方法について知りたい方のために、以下のような記事を用意しています。ぜひご覧ください。

▼「ポスティング・オリコミ・プランニング・インストラクター」内の初心者向け記事

 

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