POPで効率よく集客する｜キッズスポーツスクール活用事例

新規顧客獲得のためポスティングを実施すると、一定数の反響はありますが期待していたほどの反響数を獲得するのは難しいものです。

反響数を増やすためには、広告費用を増やし配布部数を増やせば良いのですが、予算もあるのでそう簡単に増やすことはできません。広告費用はそのままで広告効果を高めることに悩まれている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、POP(ポスティング・オリコミ・プランナー)を活用し、広告経費を上げずに、広告効果を高めたキッズスポーツスクールの事例を紹介しています。

1.キッズスポーツスクールのPOP活用事例

キッズスポーツスクールAでは、広告宣伝における費用対効果向上を模索されていました。その中で、POP(ポスティング・オリコミ・プランナー)について簡単に説明をさせていただいた経緯があり、弊社のホームページを通してご担当者様から相談のご連絡をいただきました。

相談の内容をまとめると、現状のお悩みは「従来通りのポスティングでは新規顧客獲得数が伸びない」「より多くの枚数をより広い地域に配布して新規顧客獲得数も伸ばしたいが、現状の広告費用を増加させることはできない」といったものでした。従来通りの全戸配布という配布方法に課題の原因があるようなので、ターゲットを絞りムダな配布を省くことPOPサービスをご利用いただきました。

▼ポスティング・オリコミ・プランナー（POP）でできること

今回はポスティングにおける費用対効果の向上に関してお悩みだったキッズスポーツスクールA様がPOPを活用して、どのように課題を解消できたのかご紹介します。

キッズスポーツスクールA様について

最新のスポーツ科学と21世紀型幼児教育学を融合した総合キッズスポーツスクールを、全国120カ所以上に展開しています。総合スポーツプログラムと非認知能力プログラムを実施し、21世紀に活躍する人材の育成を目的としています。

▼POP導入企業情報

課題｜新規顧客獲得数が伸びない

今回のスポーツスクールA様では、ポスティング実施により新規顧客を獲得していましたが、その獲得数は頭打ちになっていました。元々、定期的に1万枚をスクール周辺にポスティングしており、反応がなければ次の施策では配布エリアを少しずらす程度だったようです。次の一手として、出稿量を増やし獲得数増加を図ろうと考えるも、広告費が増大し、広告予算を上回ってしまうため断念。その結果、ポスティングを実施した際の新規顧客獲得数がまったく伸びず、新しい手立てもないという現状に悩まれていました。

▼キッズスポーツスクール担当者の声

そこで、広告費は従来のまま、新規顧客獲得数の50%増加を目指す方法がないか模索することにしました。

▼チラシ広告の課題改善目標

POPサービスの活用事例

最初のヒアリング時点で設定した改善目標をクリアするためには、ターゲットを絞ることで配布部数と配布エリアを調整できるPOPが有効でした。

ただし、POPを利用するにあたっては、ターゲットの設定が必要となります。実際にご担当者様には「新規顧客として想定している人物像」「どの範囲に配布したいのか」を考えていただきました。

今回は、売上拡大のため新規利用者を増やしたいというお考えでした。そこで、これから数年間通っていただけるお子様を持つ世帯をターゲットとして設定しました。さらにターゲットの中でもスクールの特徴にフィットする世帯を配布対象とするために、属性・条件を小学生低学年以下のお子様を持つ家庭を抽出できる「夫婦と6歳未満の子供から成る世帯」としました。

▼キッズスポーツスクールA様で実際に抽出した配布属性・条件

ここからは、実際に決めたターゲットや属性条件を用いてPOPサービスの利用手順をご紹介します。

■ステップ1：ターゲット属性を設定

POP(ポスティング・オリコミ・プランナー)の利用ページはこちらからご確認いただけます。

まず属性を設定します。抽出できる属性は250以上にのぼり、ターゲットのターゲットの属性に最もマッチしたものを探すのがポイントです。

今回は、小学生以下のお子様がいる世帯をターゲットとして、配布対象の属性を「夫婦と6歳未満の子供から成る世帯」としました。属性指定をすることにより、配布エリアをターゲットが居住する比率が高い地域に絞り込めるため、従来から効果が見込めない世帯へのムダな配布を省くことができます。

■ステップ2：配布プランを自動生成

次に印刷の有無とポスティングを選択し配布日や用紙サイズ、配布する地域の中心点(店舗住所など)を決定すれば配布プランが作成されます。

今回は小学生以下のお子様がいる世帯をターゲットとしています。お子様の年齢から考えると、その世帯の親御様は30代が多いと推測されます。30代の新聞購読率は30%程度ということですので、新聞折り込みよりも効果の見込めるポスティングを選択いただきました。

そして配布エリアについては、従来の店舗を中心とした1km圏内から2km圏内へと拡大しました。これは今まで配布したことのない地域のターゲットにまで届くようにし、新規顧客獲得につなげる狙いがあります。またターゲット属性指定を設定したことにより、全体の配布部数を抑えられ、ポスティング費用も減額されるので、その減額分を配布地域の拡大に充当できるようになります。これにより従来のポスティングと同じ費用で、より広い範囲に配布することが可能となり、未配布地域のターゲットにもリーチするので、新規顧客獲得の可能性が高まるといった仕組みです。

 ■ステップ3：配布プランの最終調整

予算に応じて配布エリアや部数を微調整し、これまでのステップで指定した配布を実施する場合は注文をクリックいただきます。配布エリアの設定は0.5kmから4.5kmまでの中から選択でき、部数調整は50部単位でできるので金額ベースのプランニングがしやすく、誰でも簡単に使うことができます。

POP導入により反響率向上

キッズスポーツスクールA様が挙げていた「広告経費を増やさず、新規顧客獲得数を伸ばしたい」という課題がどのように改善されたのか、従来の「属性指定なし」で配布した場合とPOP活用により「属性指定あり」で配布した場合の広告経費と顧客獲得数を比較してみました。

▼従来配布とPOP配布の比較表

結果として広告経費はPOP活用有無ではほとんど変わらず、POP活用により属性指定して配布したほうは配布エリアを拡大することができ、顧客獲得数を伸ばすことができました。「顧客獲得1人当たりの広告経費」も13,933円から8,355円となり、顧客獲得数と配布部数の関係で見た反響率も0.03%から0.06%へ向上しています。

キッズスポーツスクールAのご担当者様より、「POP活用によって削減できた広告費を使って今までスクールのことを知らなかった方々にも周知できた」「配布エリア拡大に伴い新規顧客獲得につなげられた」と評価をいただきました

▼チラシ広告の課題改善の2つの目標と結果

今後の展望について

今回の課題の根幹は属性による配布計画を立てられていなかったことが挙げられるため、今後もPOPを活用して配布計画をきちんと立てたポスティングを実施することで、新規顧客獲得の増大が見込まれます。

また、キッズスポーツスクールA様ではさらなる店舗数の拡大を検討しており、店舗数が増えることによる企業全体の広告費増大を懸念されています。配布エリアを拡大する一方で、ターゲットにリーチする精度をさらに高める必要があり、顧客開拓において費用対効果を高められる有効な手段としてPOPを今後もご活用いただきます。

2.ポスティング・オリコミ・プランナー（POP）とは？

「POP(ポスティング・オリコミ・プランナー）」とは、Web広告のように「こんな人に配りたい」といったターゲティングの要素を配布計画に取り入れ、Web上で簡単にポスティングや新聞折り込みを発注できるサービスです。

POPには【属性を絞り込んで広告効率が見込める】【若年層向けターゲティングが可能】【いつでもWebプランニング】といった3つの特徴があります。下記バナーからPOPを利用できるページをご確認いただけますので、ぜひ実際に操作してみてください。