塾チラシによくある3つの失敗例|事例から学ぶ成功ポイントも紹介

1. 塾チラシによくある3つの失敗例

塾チラシのポスティングにおいて、反響がなかった場合にはいくつかの原因が考えられます。ここではよくある3つの失敗例を、実際にポスティングを行った学習塾Aの事例とともにご紹介します。

・大手塾のデザインを真似してチラシ反響率ダウン
・季節講習前にチラシを1回配布しても効果は出ない
・地域を分析しなければ塾のメインターゲットがいる世帯に届いていない

大手塾のデザインを真似してチラシ反響率ダウン

地域密着型の小さな塾では、ポスティングで使うチラシを誰もが名前を知っているような大手進学塾のデザインに真似てしまい、反響率が落ちてしまうケースがあります。

そもそも大手と地域密着型ではターゲットが異なります。そのため、大手を真似たデザインだと地域密着のターゲットに響かないため効果がでません。例えば、大手の場合、学力のレベル別に幅広い生徒がターゲットで、ビジュアル先行型や合格率を前面に押し出した文字情報メインのようなデザインが一般的です。一方で地域密着型の場合、学力レベルを限定した生徒がターゲットで、大手のようなビジュアル先行型や合格率を前面に押し出した文字情報メインのデザインは響きません。

ここでは架空の地域密着型「学習塾A」がチラシのポスティングを実施したものの、チラシのデザインを大手塾の模倣に変えた結果、反響率がダウンしてしまったケースを見てみましょう。

▼学習塾Aの概略

塾概要地域の中堅公立高校を目指すための学習塾/生徒数20名(現在)
指導方針個々のレベルに合わせた完全個別指導
ターゲット中学生
チラシの目的生徒募集

入塾生を増やしたいという目的のため、これまで使用してきたデザインを大手塾のようなデザイン(下記)に変更した結果、どのようなターゲットを得意としている学習塾なのかわからなくなってしまい、反響数は減少してしまいました。

▼参考チラシ

▼大手塾チラシの特徴

ターゲットを広範囲に捉えたビジュアルを使用し、塾の持つ具体的な特徴を表すことよりも、デザイン性にポイントを置きました。キャッチフレーズも幅広いターゲットに訴求できるやや抽象的な印象の文言にしました。

大手塾を模倣したチラシはデザイン性を強調してしまい、結局どのレベルの生徒がどんなことを学べるのか伝わりづらくなってしまいました。子どもを塾に通わせたいという親御さまには料金なども分かりにくく、この学習塾に子どもを通わせる有効性が見えなくなってしまった点が良くなかったようです。

季節講習前にチラシを1回配布しても効果は出ない

例えば、夏期講習や冬期講習の時期に1回だけ配布してもチラシの効果は出にくいです。塾を検討するタイミングは、一般的に中間・期末のテスト前対策や長期休暇の前に多く、そういった時期には競合の塾もチラシの配布を行いますので、1回だけでは印象に残りにくく比較検討の候補になりにくいからです。

▼学習塾Aのチラシ配布例

配布時期夏期講習前の6月末と冬期講習前の11月末
配布回数上記時期に各1回ずつ
配布枚数各回5,000枚

夏期講習前や冬期講習前のタイミングで配布を行えば、需要の高まる時期なので当然反応があると思われがちです。たしかに配布時期は良いのですが、1回だけの配布では競合他社のチラシの中に埋もれてしまい、読み手の印象に残すことが難しいです。また5,000枚という枚数をある地域に全戸配布した場合、ターゲットのいる世帯に半数も届いていない可能性もあります。

地域を分析しなければ塾のメインターゲットがいる世帯に届いていない

ポスティングする上で地域を分析していないと効果が出づらくなります。地域を分析するとは対象エリアの世帯情報を把握することです。世帯情報の把握ができていないと、地域の特性が設定したターゲットとマッチするか不明瞭になってしまうため、どれだけ優れたチラシを配布しても効果が出づらくなるわけです。

▼学習塾Aのチラシ配布地域

配布地域学習塾Aの周辺1km圏内の地域
地域特性戸建てが多い住宅街

学習塾Aのケースでは、塾周辺1km圏内が戸建て住宅が多い住宅街で世帯数も多いということもあり、安直にターゲットが多く存在すると判断してしまいました。しかし、実際にはターゲットとなる世帯があまり存在していない状況でした。中学生のお子様がいる世帯がどの程度なのか、配布範囲が適切なのかといった細かな分析はできておらず、配布エリアの特性を把握できていなかったため、せっかくポスティングを実施しても満足する効果を得られませんでした。

2. 失敗例から学ぶ学習塾チラシ成功のポイント3つ

学習塾のチラシ配布には、ここを押さえないと失敗してしまうというポイントが明らかになりました。その点を踏まえ成功させるためのポイントを3つ解説します。

・生徒の保護者に訴えるチラシを作る
・チラシの回数を増やして刷り込み効果を狙う
・マーケットデータを活用してムダを省く

生徒の保護者に訴えるチラシを作る

チラシを作る際は、学習塾に子どもを通わせることを決定するのは基本的に保護者であることを意識し、保護者の心を掴むようなメッセージ・デザインが不可欠です。中でも、キャッチコピーは、直感的にチラシ読者にとってサービスの必要性を判断されてしまうため、有益な情報だと認識してもらえるような表現に仕上げる必要があります。

今回は、学習塾Aにおいて、生徒の保護者にサービスの価値に気付いてもらえるようなチラシを作ってみました。下記に作成時のポイントをまとめています。

▼チラシの構成
チラシの構成については、キャッチコピーを入れ、●●高校を目指すための学習塾という特徴を目立たせることにより保護者が反応しやすい内容にしました。

▼キャッチコピー
「●●高校への合格を目指すなら!」「個別指導で数学の弱点克服!」といったキャッチコピーを入れることにより、「家計のバランスを考えると公立の●●高校へ入学してほしい。そのためには数学の成績をもう1ランク上げる必要がある。」とお悩みの保護者にはマッチした内容になります。生徒の保護者に訴えるチラシにするには、塾の特徴や料金のことなど基本情報はもちろんですが、目を引くキャッチコピーを掲載し、この塾に子どもを入れることが自分たちの家庭にとってプラスに作用すると思わせる内容を目指しています。

▼キーワード
「公立〇〇高校|合格率No1」というこの地域ならではのピンポイントに通用するキーワードを設け、地域密着型ならではの強みを暗にアピールしています。また保護者に対しこの塾に子どもを入れることの有効性を際立たせています。

チラシの回数を増やして刷り込み効果を狙う

ポスティングにより高い集客効果をあげるためには、定期的にチラシを打ち、学習塾自体の名称を刷り込み、認知度を高めることがポイントです。特に入学シーズンや定期テストの時期は塾検討の動きが活発化するので、ポスティングにより集客を狙うのであれば逃したくないタイミングと言えます。

下記の表は学校のテストや休みの時期をまとめたものです。これらの行事と照らし合わせながら、チラシ配布の時期を決めると良いでしょう。基本的にはテストの事前に配布を設定することが、反響率向上につながりやすいとされています。

▼学校行事とチラシ配布時期

学校行事チラシ配布時期
4月入学式中間テスト対策
5月中間テスト
6月期末テスト対策
7月期末テスト夏期講習
8月夏休み
9月中間テスト対策
10月中間テスト
11月期末テスト対策/冬期講習
12月期末テスト/冬休み入試対策
1月入試対策
2月入試期末テスト対策
3月学期末テスト/卒業式

また、塾自体の名称を覚えてもらう方法として、チラシの配布回数を増やすだけではなく、チラシに印象的なキャッチフレーズや検索キーワードとなるワードを盛り込むことも必要となります。

マーケットデータを活用してムダを省く

マーケットデータを活用するとチラシのムダを省くことができ、広告費用も抑えることができます。

エリアマーケティングの分析ツールなどを活用し、配布エリアを分析することで、その地域特性の実情を把握することができるため、ターゲット像と実情がマッチしているのかを判断でき、効果的にターゲットへ訴求できるようになります。またターゲットが少ないエリアなども把握できますので、そういったエリアへの配布をカットすることにより配布部数を減少させられるため、結果的に広告費用の減少にもつながります。

エリアマーケティングに関してより細かくお知りになりたい方はこちらをご覧下さい。

また当社が提供しているポスティング・オリコミ・プランナー(POP)を使えばターゲット層に合わせた配布エリア設定がWeb上で簡単にプランニングできます。POPを使えば「年齢層」「性別」「世帯年収」など、およそ250種類の属性を選択することができ、さらに折込チラシやポスティングの配布計画まで一括してプランニングできます。POPの配布プランは以下4つのステップで簡単に設定することができます。

▼POPを使った配布計画方法

1.ターゲットの設定
2.配布条件の設定
3.配布地域の設定
4.シミュレーション結果の表示と再編集

▼ポスティング・オリコミ・プランナー

*参考:ポスティング・オリコミ・プランナー|トップ(2022年3月11日)

3. まとめ

学習塾のチラシを配布する際、気をつける点としてチラシのデザインが訴求したいターゲットにマッチしているか、配布する時期や回数が適切かどうか、配布する地域の特性をしっかりと把握しているか、この3点がポイントとなってきます。このようなポイントを押さえて学習塾のチラシ配布を成功に導きましょう。

なおPoPin’では、チラシ広告初心者の方で、もっと概要寄りのデザイン作成やチラシ配布の方法について知りたい方のために、以下のような記事を用意しています。ぜひご覧ください。

▼「ポスティング・オリコミ・プランニング・インストラクター」内の初心者向け記事

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